『余白から火を起こす』
渡良まちきょうさんの放課後見守り教室へ、体験の出前として火起こしを行いました。
スターターを擦る乾いた音が、冬の空気に響いていました。
焦げる前の匂いと、白い息。
火は、なかなかつきませんでした。
この日は小雨が降っていて、木は乾いていませんでした。
条件が整っていないからこそ、こちらも工夫が必要になる。
そんな入り口から始まる時間でした。
便利な時代に、わざわざ火を起こす。
合理的とは言えない時間です。
スイッチひとつでお湯が沸く。
検索すれば答えが出る。
速く、正確に、効率よく。
テクノロジーが進むほど、その基準は、ますます当たり前のものになっているように感じます。
AIの進化や気候変動、先の読めない国際情勢のなかで、
「予測困難な時代を生き抜く力」が語られることが増えました。
未来をデザインする人材を育てる、と。
前回のnoteで「余白」について書きました。
緊急ではないが重要な時間を、意図してつくること。
今回の出前も、その延長線上にある時間でした。
ここ数年、私はどこかで「逆にする」と決めています。
速くするのではなく、遅くする。
埋めるのではなく、あえて余白を残す。
成果を急ぐのではなく、過程を置く。
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